サービスへの想い

ようこそokiniへ!

okiniは、様々な媒体にメディアミックスされるIP(Intellectual Property)に紐付けてラノベ、漫画の発売情報やアニメの配信情報等をまとめてユーザーにお届けし、各IPへのフォロー機能や感想ログ機能によってIPのファンコミュニティを形成し盛り上げることを目指して開発をスタートしました。


okiniでできることについて知りたい方はこちら

IPで紐付けるとは?

一つの作品でもアニメ化やコミカライズなどのメディアミックスや、スピンオフや続編などなど、コンテンツの展開が多岐に渡っています。
これらを同じ作品シリーズ(IP)の関連するものとして、情報を紐付けます。

なぜokiniを作ろうと思ったのか?

ラノベ、漫画、アニメ等の創作物を楽しんでいる開発者自身の日常的な悩みとして以下のようなものがありました。

みなさんにも、こういった経験をしたことはないでしょうか?

・漫画、ラノベの続編の発売を本屋で平積みされているのを見つけるまで気付けない…
・本屋まで来ていざ買おうとしても、何巻まで読んだのか思い出せない…
・スピンオフがあったことを知らないまま生涯を終える…
・好きな漫画、ラノベの映画化、グッズ情報、イベント情報、、、メディアミックス情報に追い付けない… ・ラノベがアニメ化されたが、いつどこで見るのが自分の最適解なのかわからない…(地上波?どのVoD(Video on Demand)?)
・趣味が被ってる”信頼できるオタク”が他にどんな漫画を読んでるのか知りたい…
・一挙放送をやるなら事前に教えて欲しかった…
・好きな作品の二次創作を見たい…
・好きな作家さんの次回作が出たら教えて欲しい…

いずれもTwitterやまとめサイトに張り付いていれば把握もできますが、好きな作品が増えてくると全ての情報を追うことが難しくなってしまいました。


先人の方々も同じような悩みを抱えてか、かなり使い勝手のいい素晴らしいサービスもあるのですが、メディアミックスを踏まえた網羅的な作品情報ってないなあ、と。


そこで、各媒体の情報をIPに紐付けて整理してお気に入りのIPを登録しておけば関連情報をまるっと把握でき、悩みも解決できるのではないかと考え、okiniを着想しました。

開発背景

お金も時間もかかるokiniの開発への動機として大きく二つの背景がありました。


一つは海賊版の問題。

以前から海賊版の問題は度々フォーカスされてきましたが、昨年(2018年)は違法に漫画無断転載をしていた漫画村に端を発した所謂漫画村騒動、これを受けたブロッキング・海賊版ダウンロード違法化の議論、出版社の減収等々、改めて海賊版問題の深刻さを思い知らされた一年でした。

他方、電子書籍やVoDプラットフォームの競争が激化し、それぞれ漫画やアニメ等のサブカルにフィーチャーした戦略を取るものが多く見受けられ、消費者としては安く多くの作品を享受できる環境が整っていった一年でもありました。

漫画やアニメの配信サービスの普及や投げ銭サービスの出現を見ていると、これまでサブカルの先端を担ってきたオタク層は、しばしば取り沙汰されるアニメイターの低賃金問題や海賊版などに対する著作権問題等についてのリテラシーが高く、(自身も含めて)クリエイター側に対して物分かりがいい存在であろうとしており、面白い作品に対して対価を支払うことについて抵抗を持っていないように思えました。



一見、海賊版の横行と上記のオタク層の姿勢は二律背反のように思えるのですが、私は”利便性”が強く作用することで、オタク層の姿勢にも拘わらず海賊版の横行を許してしまっているのではないかと想像しています。

ここで言う「利便性が強く作用する」とは、作品を探していてすぐに辿り着くことができてしまう点、海賊版を閲覧するという(現時点では違法ではないが)道徳的背信行為を、多くの他の人が利用していることで、自身にも許容してしまう点、正当な権利者によるコンテンツ提供の在り方がわかりにくかったり使いにくかったりと不便である点等をぼんやり指しているわけです。

更に、漫画村のような違法サイトと正当な権利を持つ配信サイトの比較という観点を掘り下げると、以前であれば雑誌掲載やテレビ放送でコンテンツの面白さをある程度測ってからキャッシュアウトしていたが、そもそも面白いかどうかもわからない作品の1話目から消費するための時間コストの他に金銭までも要求されてしまう正当な権利を持つ配信サイトを忌避してしまい、違法サイトに入り浸ってしまうという消費行動も理解できなくはないです。

この点については、フリーミアムを応用したような配信やコンテンツの販売が広く行われ、対応されてきているところかとは思います。

折角正当な権利を持つ配信媒体が登場してきたのに、これらが乱立することでユーザーの利便性が低下してはもったいない。okiniのようなサービスを作ることで少しでもユーザーの利便性を向上し、海賊版をわざわざ見に行くことが最早面倒だと思ってもらい、延いては正当な権利者、クリエイターに資金が回り、次の素晴らしい創作活動に繋がるようなエコシステムの一助となりたい、と考えています。



もう一つはコミュニティの多様化。

一昔前にもてはやされたダイバーシティの帰結として、今日のようなサブカルをも受け入れる素地が一部に出来上がったことでファンが増加し、大きなマーケットの成長につながってきたと理解しています。昨今では多様なサブカル人口の増加に伴い、ニッチな趣味嗜好を持つ者同士がファンコミュニティを形成し、モノの流行廃りに大きな影響力を持つようになっていると感じています。

こういったファンコミュニティを活用して、より面白い作品の創出やマーケティングにつなげることができたら面白そうだと考えていました。そういった場を提供できれば、と考えています。

将来の展望

コミュニティの多様化でも言及している、面白い作品の創出やマーケティングに活かせる機能を持ちたいと考えています。著名な編集者が作家エージェントとして活動し、メディアミックスやファンコミュニティの旗振りを行うことで、一つのIPの経済価値を高める成功例が出てきていますが、クリエイターにとってokiniがそういったものになれればと考えています。



また、一般ユーザーにとっては、ラノベ、漫画、アニメ等の創作物を楽しむ際の便利なツールとして、そしてニッチな趣味嗜好の合う”信頼できるオタク”を見つけたり、彼が見ていた素晴らしい未知の創作物を見つけたりすることでオタク活動をより豊かにするツールになれればと考えています。